華やかなジャニーズコンサートとT君

  • 2004.07.28 Wednesday
  • 21:25
先週土曜日、バンコクのインパクトアリーナで行われたタッキー&翼とジャニーズJR出演のTHAI・JPOP concertに行ってきました。
ジャニーズのコンサートはコンサートの後半部分の一時間。キラキラ華やかな衣装を身にまとった若いジャニーズメンバーの踊りが満載で、お祭り気分を楽しみました。それは、日ごろこういった娯楽が少ないバンコクに暮らす私にとって、とても貴重な時間でした。
ただ、見終わった後、ひとつ自分で冷静に納得してしまったことがありました。
それは、「見ていてすごく楽しいけれど、自分がこれ以上のめりこむことはないだろうなあ」と言う気持ちです。
他の記事にも書いている通り、わたしはジャニーズのタレントTくんの大ファンです。自分で言うのもなんですが、今かなりはまっています。でも、やっぱりキラキラな世界には完全にのめり込めない自分がいます。
それはどうしてか・・・。わたしがTくんに魅力を感じるのは、Tくんの「アイドル」の部分に対してではないからです。
「アイドル」を貫いて、華やかなショーを演出してくれるジャニーズのタレントさんたちは凄いなあと思います。それはそれで立派なことだと思っています。
でもでも、そんな中でちょっと違うスタンスを持ち、自分なりに頑張っているTくんに私はそれ以上の魅力を感じてしまうのです。
「TVのブラウン管を通してのことだから、ほんとのところは分からないよ」と言われてしまえばそれまでですが、彼の持つ人間臭さ、不器用そうだけど正直な部分、一生懸命さが私にはとても魅力なのです。
今の時代、人間臭さを感じさせないスマートなことばかりが良いことのように思われているから、皆さりげなく事をこなそうとするじゃないですか。それにある程度のレベルにいくまでの、でこぼこした部分はあんまり歓迎されないし、なんでも完璧じゃなくちゃいけないみたいになってしまっている様な気がします。人間って実際そんなスマートじゃなくてでこぼこな部分が多いと思うんですけど。そんな中で、あえて不器用さや人間臭さを出すってとても勇気がいることなんじゃないかなあ。
だから、それを自覚してやっているのか、その方向でしか生きられないからか分からないけど、とにかく今、この時代にあえて不器用に生きてるT君がアイドル云々というより人間として私には凄く魅力的に写ってしまうのです。
勿論、彼はアーティストとして、俳優として素敵な才能、可能性を持っていると思いますし、だからこそ発展途上の彼を応援したいという気持ちが出てくるのはいうまでもないのですが。

T君が今後ジャニーズの中でどういう道を歩んでいくのかは、わかるはずもないけれど、私は今のまま頑張って欲しいなって願っています。
最後はT君への応援の一言になってしまった・・・。

『ホームドラマ!』を見て思ったこと。

  • 2004.07.09 Friday
  • 15:42
日本の某民放局でやっていたドラマ、『ホームドラマ!』が終了。
バンコクでは日本の主な番組はすぺてレンタルビデオやさんで1週間遅れで借りられる。そんなわけで先週、私も最終回を見終えた。
第一話が、タイのバス事故から始まったということと、大ファンのT君が主役ということで見始めたのだか・・・。
物語は、バス事故で大切な肉親を失った他人同士が一つ屋根の下で「家族」として暮らし始めるということからはじまる。ドラマの大筋はそのメンバーをめぐる人間模様を通して、家族を見つめなおすという感じだった。

わたしにとって『家族』というのは今まで、いや今でも当たり前のようにそこにあるものだから、夫や親、兄弟個々人について考えることはあっても、家族自体について考えるということは今まであまりなかった。せいぜい、『家族は大事』って頭でなんとなく思っている程度。でも今回はこのドラマを見ながら、「家族ってなんだろう?」っていろいろ考えた。

もちろん『家族』をテーマにしたドラマは常にあちこちでやっているから、テーマ自体はぜんぜん目新しくないし、むしろ「また家族?勘弁してくれよ」って思った人も多かったかもしれない。でも、今までとは違う切り口をわたしはこのドラマに見たように思う。
そのキーワードは『うざい。』(ちなみに「うざい」も「うざったい」も広辞苑に載っていなかった。びっくり!「うざい」は「わずらわしい・めんどくさい・しつこい」というようなニュアンスが混ざった若者!?ことばかなと思う。)

「家族」というのはまず、一般的にどこかで血のつながりがある者同士の集団で、だからこそ一緒に暮らしているということになるんだろうけど、逆に血がつながってしまっているからこそ、『うざいこと』がいろいろでてくる。でも、その『うざさ』というのは各自気がついていても、家族を思えば思うほど『言ってはいけないこと』みたいになっていて・・・なんだろう、友達には言えても家族には言えない感じ?
ところがこのドラマの『家族』の間では、『うざい』という言葉がたびたび出てきた。
『うざい』といいながら、相手の優しさを受け入れ、甘えるメンバーたち。そこになんだか本当にお互いを思いやる気持ちや心の広さを感じたのだった。
最初のほうで、田村高廣さん演じる河野清一郎さんが『家族というのはうざいもんだ』ってはっきり言ったことで、普段悪い意味に取られている『うざい』が明るい意味にかわったのかなあ。
もともと、『うざい』は相手から自分が思われすぎてちょっと重いかなってことで思ったときに出る感情だと思うから、相手の行為自体は悪いことではないはず。だから、相手を『うざく』思うか思わないかは、その人次第。その意味では人間関係の深さが希薄になって来ると強まる感情なのかなと思う。でも、『うざい』と思ったとき、それを表現できないこともつらいなあ、重いなあと思う。
最近、家族関係が希薄といわれているのは、この『うざさ』を恐れてお互い適当に過ごしたいからなのかも。でも、家族は『うざい』ものと認めたうえで、お互い『うざい』って言える関係なら、そして、その『うざさ』を受け入れられる関係なら、もっと深いつながりを持てるようになるんじゃないかなって感じた。

『うざい』は悪い意味ばっかりではないって教えてくれた、ドラマスタッフの皆さん、役者の皆さん、どうもありがとう。
それからドラマの中で『一番うざい』役を見事に演じ切ったT君に拍手!!

アイドルからアーティストに進化中の彼に注目!

  • 2004.06.09 Wednesday
  • 11:53
今日は私がファンをしている(某人気アイドルデュオの片方)○クンのセカンド・ソロシングルCD発売の日です。でも、タイにいる私の手元にそのCDがやってくるのは来週になるかなあ・・・。到着が待ちどうしい今日この頃です。

こんなことを書くと、「なんで今更、アイドルのファンをしているわけ?」とあちこちから声が聞こえてきそうですが・・・。今、放映中のドラマの主題歌になっている「ORIGINAL COLOR」を含め、ソロCDの曲はすべて彼自身の作詞作曲によるものなのです。だから、私の中では「歌を歌っている」彼はすでにアイドルではなくてアーティストです。
ファンになったきっかけは、彼がアイドルだったからかもしれないけれど、むしろ今、私を夢中にさせているのは彼の才能。アーティストとしての活動だけでなく、役柄のキャラクターを作りこんだうえでの俳優としての演技、「伊○院静」さんとの共著の中で表現された独特な絵、デュオとしての音楽トーク番組で見せる突込みの鋭さ。そんな中にすごく豊かな感性を感じるのは、わたしが彼のファンにすぎないからなんでしょうか・・・。

時々思います。
『アイドルという肩書きは、○クンがアーティストとしてソロ活動をする上で、デメリットになっているのかもしれないな。勿論、歌を出せばファンは皆、CDを買うからチャート1位になるだろうし、コンサートをすれば、会場はファンでいっぱいになるだろう。でも、○クンの歌を聞く前に、『○○の歌?どうせアイドルの歌だろう?』と拒否しちゃう人も大勢でてくる。○クンはソロのときは真のアーティストでいたいんじゃないかなあ。年代、性別問わず、いろいろな人に自分の音楽を聞いてもらいたいなと思っているんじゃあないかなあ。ジャ○ーズ事務所に居る限り、アイドルの利点、悪いところは彼なりに納得して活動しているのかもしれないけれど、ことソロで歌を歌うことに関してはもしかしてアイドルの状態つらく思ってないかなあ・・・。』

まだまだ発展途上だけど、「ひとりのアーティストとして歌を歌っていくこと」、彼にはその才能が十分あると思うのです。だから今日のCD発売で、男女問わず幅広い年代層の方たちがもっと彼の歌を支持してくれるようになったら嬉しいなあと思います。

「剛クン、アーティストとしての夏のソロコンサート楽しみにしているからね!」

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