十人十色追加公演 宮城・仙台サンプラザホール 2011.9.17

  • 2011.09.17 Saturday
  • 22:46
東北三県でのライブ。仙台に参加しました。
剛くんもバンドの方々も、私たち観客も一人一人がきっといろんな想いを持って来たライブだったと思います。剛さんの歌声・音色とバンドの方々の音色がそれを昇華してくれたかな・・・。

MCはいろんな意味で絶妙でした。さすがだな、とにかく優しくて暖かい人だなと思いました。
このライブに参加させてもらえたことに感謝をこめて・・・。
いつもながらの覚書きのスタイルですが、ライブ報です。
楽しいことも、いつもの調子で色々話してくれましたが、気に止まった言葉だけ書き留めました。ほんとに箇条書きで失礼します。

剛くん、青地に黒の模様の和風ジャケットスタイルで登場。

♪縁を結いて

想いをこめながら、ハンドマイクで、最初から全力。

(スクリーンテロップ)NIPPONを上から見るとト音記号に見える。NIPPONはMUSICだ。生きていくことはMUSICだ・・・
♪NIPPON

レインボー色の照明がステージ、会場にかかる。

♪音楽を終わらせよう

(スクリーンテロップ)僕から君へと逢いにいくよ・・・
♪Love is the key

(スクリーンテロップ)眠れずに部屋に引きずりこんだ明かりがくれた朝焼けの・・・
♪PINK

(スクリーンテロップ)ここを愛している、ここをとても愛している・・・
♪街

スクリーンに鳥が飛ぶ姿が写る

(スクリーンテロップ)・・・へそっと愛を投げ入れる・・・
♪Say Anything

大人でジャジーなアレンジ

(スクリーンテロップ)大切なものを失った・・・
♪ソメイヨシノ

吸い込まれるような歌声、ステージから一直線に緑のレーザー
紫の照明

(スクリーンテロップ)この今は数々の命の果てにあるのだから・・・
♪時空

(スクリーンテロップ)鼓動は嘘をつかないでと胸をたたいてくれる・・・
♪赤いシンガー

いったんはける。ジャケットを脱いで黒いTシャツ姿で登場。

♪NIJIの詩

<MC>

(牛タンハンバーグ、シソ入り牛タン餃子の話、佐野元春さんのモノマネなどしつつ真剣な話へ・・・。)

海のほうに行ってみた。色々な想い。自分の故郷も今、大変なことになっている。十津川村の知っている人は無事を確認できた。予想を超えた動き、そこに対して向き合って生きている人たち。凄く思ったのは自分がそこに対してどう向き合うかは自分が決めることだと思っている。
奈良で生きているので昔の人はどのように日本を愛して、どんな風に国難を乗り越えてきたか。人の心そんなに変わることはできない。人を愛する愛しかた。今の日本のことを勉強すればするほど、人間は文明に引き寄せられすぎている。

人の心、未来につながる。心は奈良、ふるさとが大好き。
自分ができることできないことを冷静に考えている。人が忘れて行く頃に自分がこういう話をさせてもらうとか、音、歌に込めていくことをやっていこうと思っている。

今、現実を生きている。心が消えていくとき、愛すること、愛されることを伝えることができるような自分でありたい。
自分が全国癒せるような気持ちでやっていく。ひとつのことに対して愛情を集中させるのではなく、まず自分ができることから日本を愛していこう。

人の力、ものすごく大事。エネルギーの話もたくさん出てますが、人は人の力を信じること。日本人は日本人の力を信じることで乗り越えられる。
現実は厳しい。正義と悪があるのもわかっている。悪を理解することで正義を知り、悪を乗り越える。正義があれば怖いことはない。日本の傷、国難を自分なりに乗り越えて、未来に伝えていこうかなと。

『NIJIの詩』は4年前に作った歌。『縁を結いて』の後、震災が起こった。怖い、震えるというファンの方からのメッセージに対して、自分はどんなことをしてあげられるんだろうと。大切な人に対して何かをするという自然なことを邪魔する人がいる。自分はそんな状況で生きているんだなと実感した。

「虹」は、国によっては、龍や、死者が天に昇っていく道と考えられている。「虹」にはいろんな意味があるんだなと思った。震災から半年たって、「虹」というメッセージ、自然界や、神のメッセージを投げようと思った。
その際、東北に対して支援するという意味で、被災者の人と一緒に仕事をしたらいいんじゃないかと思い、東北出身のカメラマンにミュージックビデオを撮ってもらうことにした。6月頃、色々な海を撮ってきてもらった。色々なチョイスの中から、ご自分が愛していた海に潜る力強さを感じた画像を選んだ。直感力で決めた海は石巻の海だった。
この映像が石巻の海だということは、仙台で言おうと思っていた。
直感で選んだ人生を生きている僕は、そのことに素直に納得した。
そのカメラマンのエリアと、僕のゆかりの町は姉妹都市で関係があった。
繋がっている、引き寄せられたのかなといろんなことを考えた。

どうしてファンの人たちが苦しんでいるのに何もできないのか凄く辛い。個人事務所でオフィス堂本だったらできたけど、大人の事情、色々あるんで僕ができる範囲のことしかできなくて、皆を苦しめるかもしれない。
色々な気持ち呼び覚ましたりするかもしれないと思ったけれど、(この画像は石巻の海ですということを)まっすぐに言いたかった。

(次期総理大臣は竹ちゃん!?という話から)
日本はどうなるんだろう。僕たちがアクションを起こせばひとりひとりの力、動きものすごいグルーブ、凄い力になる。
(政治家同士)揚げ足取ってる暇あったら、お前はどうやねん!と思う。
そんなときにちょうどいいことば、何でこんなことをするんだろうと思ったら、「知らんがな」で終わらせればいい。
「知らんがな精神」「しらんがな政権」

人生最大限、できることをやっていこう。空は繋がっている。
僕はよく夜に星を見上げたりしてるんで、皆さんと一緒の星を見上げているかも・・・。フミヤさんみたいですが・・・。

客席、照明明るくして、セッション。
仙台バージョン。”ワン・サウザンド・DAI”でCall & Response

♪Blue Berry


バンドメンバーを下げて、

<MC>
今日のエネルギーを忘れずに。
奈良100年会館で「何かの」ライブします。
フランスで『縁を結いて』を出したい。最初シングルでといったのですが、向こうはシングルという形態がないのでアルバムに。日本人を感じてもらう選曲。ジャケットは自分で作った。
フランス、ドイツ、イギリス、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、イタリア、ポルトガル、ルクセンブルグ、オーストリア、スイス、デンマーク、ベルギー、オランダの15カ国で発売されます。
僕は自分の国をこんなに愛しているんだよというメッセージ。
フランス人は奈良リピーターが多いので、フランスで出したいという話になった。
楽しい時間をありがとう。今日はいい気持ちで眠れます。
気持ちがひとつになることは難しい。今以上に自分らしく、目の前のことに向き合っていただけたら嬉しい。


 

中秋の名月

  • 2011.09.12 Monday
  • 20:52

 2,3日前から晴れが続いているのでお月様が綺麗ですが、今日が中秋の名月です。

出かけた帰りに、日暮里の『言問団子』に寄ったら、月見団子が売っていました。
みたらしとアンコの団子を買おうと思って入ったのですが、「味はついていないですが、焼いてお醤油をつけたりするとおいしいですよ。」とお店の人に勧められ・・・3つ買って帰りました。

帰ってから、ちょっとだけ窓辺に供え、写真を撮ったあと、きな粉と黒蜜をかけて食べました。
程よい加減の歯ごたえでお米の甘さも感じて、美味しかったです。




夕暮れ時



暗くなって


曇ってきたので月はちょっと隠れ気味・・・



と思ったら、今はまた、ちゃんと出ています。



お月見満喫しました。


 

堂本剛 平安神宮公演2011 9月4日

  • 2011.09.04 Sunday
  • 00:54


9月2,3,4と3日間の予定だった、平安神宮ライブでしたが、残念ながら中日の9月3日の公演は台風で中止。でも、この台風が関西地域に与えたダメージを考えると、やめておいて賢明だったのだと思う。雨は夜になるにつれて激しくなっていたし、風も強かったので。私は3日と4日のチケットを手に入れていたので、覚書程度ですが、4日のライブについて記しておきます。

開演前に、パラパラと雨が落ちてきましたが、すぐに止みました。とても幻想的でした。青いレーザーが瞬き、ステージの前に火がたかれます。レーザーなのに自然な優しさ、暖かさを感じました。

ステージ左手から黒いエレキギターを持って剛さん登場。赤が基調の着物風の衣装。中は黒いシャツ。『美 我 空』から始まりました。ステージにスモークがあふれ、黄色と赤の照明。

2曲目の『NIPPON』は、平安神宮の雰囲気にとてもあっているように感じました。竹内さんのギターの音も冴えます。

つづいて、『Love is the key』これは力強かった。

『ENDLICHERI☆ENDLICHERI』和太鼓が響いて、和風アレンジなのがとても素敵でした。衛藤兄弟の打楽器の競演もみごと。
そして、『時空』へと2曲続いたインスト曲の間のレーザーの演出がとても素敵でした。雲みたいだったり、虹みたいだったり、オーロラのベールみたいだったり、UFOみたいな丸い環が出てきたり・・・。空の様子と楽器の音が呼応して、人工的なものから、ナチュラルなものが生み出されていて凄く幻想的でした。

『空〜美しい我の空』十川さんのピアノに剛くんの声が響きます。「星座が誘う」という替え詞が耳に残りました。

『Help Me Help Me…』この歌も詞に変化をつけていました。最後の部分。大まかですが残しておきます。

『逃げたいときはどうすればいい
世界を 愛を殺すよ
I love you I love you I love you
夢を 誰を 望まれ捧げた I Love you
愛してる 今を
愛してる
今を誰を 夢を空へ
I love you I love you I love you
愛している
今を 誰かが 祈って愛している
今を たった一度の 今を 愛で愛している
そっとそっと 今を 僕らは愛している』

そして、『縁を結いて』途中からおかしいな?と思ったら、剛君が泣いていました。でも、その分気持ちを感じました。

『セッション〜メンバー紹介』

バンドは豪華メンバーでした。キーボードふたり 十川ともじさんとSWINGOさん。
パーカッションもふたり レナード衛藤さんとスティーブ・エトウさん兄弟
そしてご夫婦、ギター名越さんと、奥さんの平岡恵子さんのコーラス。
剛くんは『兄弟も夫婦も出演できるバンドです』と言っていました。
ギターは竹内朋康さん(My favorite)、ベースはKenKen、
そしてホーン隊がサスケさん(トロンボーン)、ふさはらさん(トランペット・篳篥)(My favorite)、白くまさんこと川島さん(サックス)。
皆さん、黒っぽい衣装が決まってました。

メンバー紹介のあと、バンドの皆さんは手を振りながらステージからはけて、剛くんだけ残ってMCが始まりました。時間が限られているので、まず曲をやりたかったとのこと。 MCを最後にしてくれたため、1曲1曲、音の世界を楽しむことができたのでよかったです。

<MC>
縁をいただいて今年もまた平安神宮でライブをすることができました。自然の中で力をいただいてアーティストがそこに対して力を注いでいく。アーティストの側も、ファンの方もいろんな場所でそういう力を体感できる機会が少なくなってきている。その中でそういう機会をくださった平安神宮さんありがとうございました。

奈良が生んだ妖精 堂本剛です。

雨も一瞬降ってドキドキしたんじゃないですか?雨を止めていただいた神様に二拍手します。皆さんもご一緒に。合同参拝みたいですね・・・。(皆で参拝しました。初日はあまりにバラバラだったので、合わせるように注意がありました。自分が神様だったら出てきたくらいひどかったそうで・・・。)

ほんとは3日間ライブをさせていただく予定でしたが、やはり台風には勝てませんでした。あの状況でライブをしたら、事故につながるかもしれないと思い、凄く悔しかったけれど、中止させていただきました。ツィートなどを拝見しながら皆さんの気持ちが痛いほど分かりました。

最近自然の力を凄く感じます。今回の台風で大変なことになっている、奈良県の十津川村や那智は行ったことがある場所。とても気になっています。先日も奈良の宮司さんと話したりしました。宮司さんは水の神様が何かいろいろ言っているんじゃないかと。僕はそういうものが見えたりするわけではないですが、同じようなことを思いました。『縁を結いて』は不思議な導きがあって書いた詩です。

中心が奈良・京都・東京と移っていく中で日本は今まで大きな国難をいくつも乗り越えてきました。今もそのときなんだけれど、国難を乗り越えるためには物理的なことも必要ですが、祈ることも必要かと思います。祈りに勝ることはない。

(『縁を結いて』で)泣いてしまってもうしわけないです。どうして皆もっと日本のことを優しく、もっと強く日本のことを抱きしめられないのだろう、受け止められないのだろうなどと考えたら泣いてしまいました。でも、そんな、悲しみさえも包んで、自然は僕たちとともに存在してくれている。だから、嘘なく自分を表せたと思います。

今日は、地方からもたくさん、東北、海外からも来てくださっていると思います。皆さん、自分というものを持って、意見を持って、この国をどうしたいのかを、この国をどう救うのかを考えてください。そうしないと僕たちの心が日本人でなくなってしまうのではないかと思います。

今一度、昔の人々が自然から得た知恵を僕たち未来人が過去を遡って人間とはどういうべきかを学ぶこと。自分たちのためではなく、これからの未来人のためにそれをして欲しい。僕は、昔の人が残してくれたヒントをアートに変換して、これからもやっていこうと思います。自分たちの国を愛せるように。日本について間違って教えられていることもありますし、日本は奥深い国なので勉強すると色々見つけることができます。

ご先祖、いろんな人たちに対して愛を持って生きて欲しい。自分のペースでいいから。胸の中のわだかまりをかたちにして日本に返して欲しい。自分は奈良で生まれたから考えてしまうのかも知れないけれど、自然からもらったものをちゃんと自然に返すこと、それをしないと未来がないです。

愛しているものから逃げないで。自分の周りの大切な人を愛して。僕は今日のこのご縁のことずっと忘れません。皆さんも忘れないで。皆さんの幸せを本気で願ってます。今日は、愛を持って生きられるよう、本気で祈りながら、眠りにつこうとおもいます。

今日も皆さんのまっすぐな気持ちを感じました。生きてて良かったと思いました。僕は皆さんのことを心の底から愛してます。皆さんも、僕のことを飽きなければ、愛してください。そして、皆さんのことだから僕が言わなくても伝えてくれると思いますが、ここに来られなかった方々にも、優しい言葉でお伝えください。僕はいつでも皆さんを愛しています。こんなに人を愛せるなんて幸せな人生です。大きな愛をありがとう。

平安神宮で、日本の大自然を感じられるところでまた一緒に過ごせることを願っています。

剛くんは、頭を下げて、たくさん手を振りながらステージから下がりました。今、いろんな想いを持ちながらいるんだろうなと感じました。そこにはとにかく優しさが詰まっているような気がしました。台風は恨めしかったけど、その分、特別な時間をもらえました。

ライブが終わって30分位したらたくさん雨が降ってきました。雨が少ない間に終えてよかったです。

これから私は、未来の人のために何が残せるかなと考えました。小さなことでもいいから、考えて行動に移したいと思います。

Really Really thanks, Tsuyoshi & Fantastic band members!





・・・・最後に勝手な独り言。ライブを聴いて、『堂本剛』というアーティストとつなげて書きたいテーマが色々湧き上がりました。ただ、いちファンとして書くことも勿論楽しいのですが、できるのならファンという目線から離れてもっと広がりを持って書けたらいいのになとちょっと歯がゆい思い・・・。

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