ヴェトナム食べ物帖1〜ホイアンにて

  • 2007.12.30 Sunday
  • 23:26
ホイアンでの昼食は庭が綺麗な川岸のレストランでした。


<ナスのフライ、スパイシーソースかけ>
衣がからっと揚がっていて、ナスが柔らかくて、ピリカラのソースによく合って美味しかった。

<牛肉のサテソース炒め>
サテソースに独特の風味がありました。牛肉がやわらかかった。


<魚(サワラ)の土鍋煮>
甘しょっぱい濃い味つけの魚の煮物。ヴェトナム料理の定番かな・・・。ご飯がすすみます。


<空心菜のにんにく炒め>
こちらはアジアの定番!空心菜の緑がまぶしい。適度にシャキシャキして塩加減もちょうどでおいしかったです。これ、とってもシンプルな料理だけど、自分で作ると塩加減が難しいのです。


ヴェトナムには地域ごとに地ビールがあります。これはホイアンの地ビール、ラルー。


スターフルーツがなっていました。牛肉のサテソース炒めのかざりに使われていたのはここからとったものかなあ・・・。


檳榔樹(びんろうじゅ)。実がお歯黒の染料に使われます。タイでは「マーク」といって、ガムとして噛まれているので道で売られているのをよく見かけました。シンガポールはガム禁止なので・・・。


ツアーのセットメニューでしたが、このレストランはサービスも良くておいしかったです。川を眺めながらゆっくり食事できました。



夜は別のレストランで、ホイアンの名物料理を食べました。
揚げワンタン。揚げたワンタンの上に、炒めた野菜が載っています。洋風な雰囲気の一皿でした。


ホワイトローズ。お米の粉でできた皮のなかに挽肉や野菜が入っていて、さっぱりした味です。


カオラウ。味も見た目も冷やしうどん。日本人が持ち込んで伝わったという説は信憑性が高いです。


あらためてヴェトナム料理はおいしいなあと思いました。
また、つけ合わせにハーブをはじめとした野菜をたっぷり食べるのでヘルシーです。

ヴェトナム旅行2〜ミーソン遺跡

  • 2007.12.30 Sunday
  • 22:04
午後からはミーソン遺跡へ。
ミーソン遺跡はホイアンから車で1時間くらいのところにあります。
2〜17世紀に存在したチャンパ王国の聖地でした。ここの遺跡群は10世紀から12世紀に建てられたものです。
カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールと並ぶ、東南アジアを代表する建築物だとされています。
20世紀にフランスの学者によって発掘されましたが、ヴェトナム戦争中に北ヴェトナム軍ここを拠点としていたために、空爆で大分破壊されてしまいました。現在完全な形で残っている建物は残念ながらないのですがそれでも当時の様子が十分伝わってきます。

遺跡の大きさ、分かりますか?


ちょっと傾いているけれど、大丈夫かな・・・。


ヒンズー教の祀、リンガ。



寺院の側面に彫りこまれた女神像。残念ながら首から上が破壊されています。


チャンパ文字の碑文の石碑。クメール文字に近い?


回廊の窓


ときに、迷路のよう。


このあたりはほとんど朽ちてしまいました。


元はミーソン遺跡で一番高い、28mの主祠堂でしたが、米軍の爆撃で崩壊してしまって、今はこの状態に。


森の中に佇む遺跡群。雨に曇って趣があります。


保存の良い建物群。








日本政府の援助で道路など遺跡周辺の環境が整えられて、遺跡へのアクセスが楽になりました。こういう援助は意味があると思います。


森の中に残る遺跡群を見ていたら大昔にタイムスリップした不思議な気分になりました。
アンコールワットに比べると規模や保存の状況は劣るけれど、それでも十分迫力のある遺跡群でした。

※ミーソン遺跡の説明は、一部『東南アジアの遺跡を歩く』高杉等著、めこん、を参照しました。

ヴェトナム旅行1〜ホイアンの町並み

  • 2007.12.30 Sunday
  • 19:32
年末年始、ヴェトナム中部の世界遺産を訪ねる旅に出かけました。
中部での宿泊先はダナンのリゾートホテル。とっても静かでのんびりした場所でした。
1日目の晩に到着したので、観光は2日目から。

朝からあいにくの雨模様でしたが、ガイドのタンさんと車で出発。
宿泊先のダナンのホテルからホイアンまでは40分くらいでした。
あまり知られていませんが、ホイアンは日本人とゆかりの深い町です。
16〜17世紀、朱印船貿易が華やかだった頃、ホイアンには1000人以上の日本人が住んで商売をしていたそうです。江戸時代に入り鎖国による帰国命令が出されたため、商人たちは皆、日本に帰国しましたが、旧市街には日本人の足跡がまだ残っています。

日本橋(来遠橋)

日本人街と中国人街をつないでいた日本橋。1593年日本人によって建立されたもの。


橋の入り口。




橋の両端に猿と犬がいます。これは日本人と中国人が『犬猿の仲』だということを表現しています。

シクロに乗って、ホイアンの町の中へ。狭い道もスイスイ。


コロニアルな建物が並ぶ


落ち着いた町並み


当時はこんな籠に乗っていたのかな・・・。



タンキーの家

18,19世紀に農作物を扱っていた商家。残っている中で、一番古い家だそう。当時の中国と日本の建築様式の影響を受けています。家は、大理石の土台、木製の釘で繋ぎ合わされた木の骨組み、外壁は厚いレンガとタイルで作られているため、夏涼しく、冬は温かいつくりになっています。現在は7代目が家を継いでいます。生活の場です。

タンキーの家の断面図。


家の中。お金持ちの商家らしく、とてもきらびやかです。


柱の螺鈿細工の文字なんだか分かりますか?


なんと、一筆一筆が鳥の絵になっています。


中部はもともと洪水の被害の多い土地ですが、今年11月はかなり凄かったようで1階の天井近くまで水が上がったそう。何処まで水が来たか壁に印がついています。一番上の線が今年のです。


水が来たとき、荷物を2階から引き上げられるように、1階の天井にはうまくしかけがされていました。生活の知恵ですね。



海のシルクロード博物館

海を越えて運ばれた陶磁器などが展示されていました。雨が降っていたので二階の部分の写真です。


2階から眺めた町並み。瓦屋根がきれいです。



福建会館

福建省出身の華僑たちが建てた集会所。
シクロでの観光はここまででした。


庭の盆栽がみごとです。


長〜いお線香。短冊に願い事を書いて供します。いろんなことばが書かれていて面白かった。みんな願いごとには事欠きませんね。


中庭の龍が見事。陶器のモザイクです。


屋根の上にも龍がいました。迫力があります。



クアンコン寺は外側だけ眺めました。カラフルです。


このあと、市場に行きました。
昼食の後、午後はミーソン遺跡の見学に行き、夜にまたホイアンに戻ってきました。

夜のホイアン
提灯が灯るとまた町の雰囲気がかわります。


提灯の灯りは柔らかいです。



夕食もホイアンで。ヴェトナム料理についてはまとめて別記事にします。


料理教室にて

  • 2007.12.28 Friday
  • 22:16
シンガポール料理を習いはじめました。
第一回目の今日は
ペナンラクサ
ブラックペッパー・プロウン(海老の黒こしょう炒め)
オンデオンデ
の3品。

ペナン・ラクサ
シンガポールにはニョニャラクサとペナン・ラクサがあるそうです。今日作った、ペナンラクサはココナッツクリームが入っていない、魚ベースのスープであっさりめの優しい味でした。ハーブもたくさん入っていて体にもよさそう。


ブラック・ペッパー・プロウン
黒こしょうの上手な使い方などふくめて、丁寧に教えてもらいました。具は海老だけでなく野菜でも肉でもOKな応用範囲の広い味付けです。ビール好きな人にはたまらない味かと・・・。でもこの味はご飯も進みます。


オンデ・オンデ
私の大好きなニョニャスィーツ。意外に簡単にできるので家でまた作ってみたいです。
中に入っているパームシュガー、純度の高い美味しいのを探すのが大変かもしれないけど。



このお教室は、丁寧に教えてもらえるし、好きなメニューのときに単発で行かれるのが気楽でいいです。
先生はインド系のシンガポール人です。授業&レシピは英語。

興味のある方は、
Cookery Magicまで
場所はカトンの近くです。

橋が開通しました。

  • 2007.12.25 Tuesday
  • 23:21

数日前に、コンドミニアムの裏から小さな島へと渡る橋が開通しました。
島にはヨットハーバーとそのクラブハウスが建っています。

橋の手前、島へと続く道路のやしの木がライトアップされています。


雨が降った日、路面にイルミネーションが映ってとっても綺麗でした。



おかげで今、家の窓から見える景色がとても華やかです。このイルミネーションは何時まで続くかな・・・。

Curry Puff

  • 2007.12.16 Sunday
  • 22:59


前から気になっていたおやつ、Curry Puffをテイクアウトしました。
実はカレーパンは苦手なのでちょっと不安だったのですが、これはインドのスナックサモサみたいなかんじで、汁気がなくてポテトのカレー風味に似た味付けだったので、美味しく食べられました。(カレールーの冷めたのが駄目なんで。)ゆで卵が入っているのがいいかんじです。具も外のパイ生地も結構ボリュームがあって、一個で結構お腹いっぱいになりました。
ただ、中の具はお店によって微妙にちがいそうなので、また、違うお店のを食べて比べてみることにします。

中身はこんな感じです。




クリスマスイルミネーション〜 in Vivo City

  • 2007.12.08 Saturday
  • 23:39


シンガポールでも、あちこちでクリスマスのイルミネーションが始まりました。
今日は近所のショッピングセンターのツリーを見に行きました。
センターの正面ではなく3階の屋上にあるツリーです。大きさはたいしたことがないけれど、色合いが綺麗。前の池に映る様子がちょっとロマンチックです。

クリスマスまでまだ間があるので、まだまだ、他の場所のものも見に行きたいなと思っています。






Φ【完全初回限定盤】(DVD付)+Φ【通常版】

  • 2007.12.06 Thursday
  • 23:32
評価:
KinKi Kids
Jannys Entertainment = MUSIC=
¥ 2,950
(2007-11-14)
JUGEMテーマ:音楽


11月14日に発売になった、KinKi Kidsのアルバム「φ」。
私の手元には11月の終わりに届きました。
ほんとはすぐ宣伝!?したかったのですが、聴くたびに深さを感じ、ひたすら聴いているうちに12月になってしまいました。
10周年記念コンサートに行かれなかった私は、ふたりへのお祝いの気持ちを込めて通常版と限定版の両方を購入したので、通常版アルバムとDVDの感想を書きます。

まずは通常版アルバムのほうから・・・。

デビュー11年目に入ったKinKi Kidsの挑戦の気持ちがいろんなところに見えました。
歌謡曲ムード色濃い曲、スローなバラード、ラップ、16ピートのダンサブルな曲、フュージョンっぽい曲、ほんとに多種多様な音が溢れていました。その音たちのバランス感覚がとってもお洒落。スローバラードの曲での2人のハーモニーも見事。KINKIの曲はいままで、アレンジは工夫していても全体的に歌謡曲の雰囲気が強い気がした(それはそれで好きですが。)けど、今回は洋楽の色がちょっと濃くなったような・・・。バックの演奏もオーケストラあり、エレクトリックな音あり、アンプラグドありで楽しめました。

曲ごとの感想を・・・。

『lOve in the φ』
独特なリズムの曲。セクシーな歌い方が耳に残ります。

『涙、ひとひら』
シングル『永遠に』のカップリング曲。個人的に大好きな曲。
メロディーラインとリズムがかっこいい。

『snapshot』
ちょっと懐かしい感じのメロディ。KinKiの声にぴったりな哀しさ漂う曲。

『the EDGE of the WORD』
スローでシンプルな曲調にふたりのハーモニーがぴったり合っています。

『ラプソディー』
まさに、ラプソディ!という感じ。これもとっても綺麗なハーモニーが聴かれます。甘く、優しい気分になれる曲。(通常版ボーナストラック)

『風の色』
ラテン調のリズムで勢い良く始まります。
でもそのあとの曲調はのびのびと広がりがあり、剛君の良く伸びる声が生きてます。だからなのか、このアルバムの中で私が一番好きな曲です。

『Lose Control』
光一くんソロ曲。彼らしいダンサブルな曲です。インドっぽいメロディーとリズムがコミカル。

『since 1997』
フュージョン色濃い、とってもお洒落な曲。いままでのKinKiにはなかった新しいジャンルではないかなあ。でも、このリズムをうまく歌いこなしてます。ライブハウスで聴きたい感じです。

『unchanged』
剛くんソロ曲。独特の詞とメロディー世界に彼の声がぴったりはまってます。これもちょっとフュージョンぽいかも。とってもお洒落。
これだけの英詞を歌いこなしているのはさすがです。

『BRAND NEW SONG』
シングルカット曲。この曲自体は明るくて好きなのですが、今回のアルバムの中ではちょっと浮いてしまっているかも。たしか、光一くんが雑誌のインタビューで、この曲をアルバムの何処に入れるか迷ったと言っていましたが、苦労のあとが見えるかな。

『銀色 暗号』
『愛のかたまり』、『恋涙』に続く剛君作詞、光一君作曲の合作曲。
今回も女性詞の切ない感じが良く出ていて知らないうちに引き込まれます。
冬に聴きたい一曲です。

『ノー・チューンド』
なんだか素直に励まされる曲。蒼さを感じるメロディーが素敵です。

『永遠に』
徳永英明さん作曲のシングルカット曲。シンプルなバック演奏で歌いあげるバラード。ふたりのハーモニーがとにかく綺麗。

うーん・・・どの曲も良い曲ばかりです。
そして、ついつい、いろんなジャンルの曲を聴きたくなる私には理想のアルバム。大好きな歌声でいろんな音楽が聴けるのだから。



付属!?のデビュー10周年記念コンサートのDVDについて・・・。

とてもアルバムについているDVDとは思えない盛りだくさんの内容。
コンサート(12曲+MC)+2人のトークが入っています。
当日、参加できなかった私のようなファンにとってはまさにKinKiのふたりからの愛情こもったプレゼントに思えて、感激でした。
コンサートの最後に二人が語った想いに、いつものふたりには珍しい熱さを感じました。(まあ、剛君をENDLICHERIさんとして解釈すれば特筆するものではございませんが。)

コンサートシーン全体を通して暖かい雰囲気がずっと感じられて、見ているうちに自分もそこに参加しているような嬉しい気分になりました。これからもずっとずっとこの暖かさを持った、素敵なデュオでいて欲しいな。

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