アンコールトム(12世紀末から13世紀初頭にかけてジャヤバルマン7世が作った城)
南門の観音菩薩はやはり圧巻。たくましいけれど、優しい顔で微笑んでいます。しばし見とれてしまいました。
中心の
バイヨン寺院(12世紀末から13世紀初頭にかけてジャヤバルマン7世によって建てられた、仏教寺院)の塔にも四方に観音菩薩の巨大な顔が刻まれています。こちらも迫力でした。
お寺の回廊にはほんとにさまざまなレリーフが掘られています。
そのレリーフ一つ一つが色々な物語を表現しているので、見ているだけでもとても楽しいし、ガイドさんの説明を聞くと更に引き込まれていく感じでした。
ゾウに乗って戦争に行く場面
海の中、ワニが人の足に喰らいついている。
回廊は迷い込んだら迷路。観光客が沢山いるので、そんなことはありえないですが。
王宮の南に位置する
バプーオン寺院(11世紀半ば建立のヒンドゥー寺院)は、現在フランス政府の援助の下で修復作業中で、中に入ることが出来ませんでした。遠くから眺める。屋根が円くなっていますが、建立当時はもっと高くピラミット型にそびえていたようです。
王宮前広場に面した
象のテラスは壁全体に象のレリーフが施されていておもしろい。鼻が立体的な象は実物大で作られているので、近くに象が沢山いるみたいな感じ。
このあと、昼食時間になったので移動。残りのアンコールトムの遺跡は最終日の3日目にみることに。