「ラストプレゼント」を見終わって。
- 2005.06.22 Wednesday
- 01:22
6月11日の放映から10日程たちました。
バンコクにいる私がドラマを見たのは17日。
日本版は原作の韓国映画よりも抑え目なストーリーと演技でした。それが逆に日本人の私達にはちょうど良い温度感だったように思います。韓国人の方が喜怒哀楽の表現がはっきりしていますから。
コメディアンとして頑張る夫に悲しみを経験させたくないからという理由で、夫に自分の病のことを隠す妻。妻の命が長くないことを知り、自分が活躍している姿を見せるためにコメディアンのコンテストに参加して優勝をめざす夫。一言で言ってしまえば夫婦愛の物語なのですが、各所にお互いを思いやる行動が出てきてじんときました。O.ヘンリーの名著「賢者の贈り物」のストーリを思い起こさせます。
そして、最後の方で分かる、初恋の相手との結婚だったという事実。
夫はコンテストの優勝決定戦の前にそれを知らされ、思い出のネタを披露。それをみて、夫が昔のことを思い出したことに気づき、嬉しそうな顔を見せる妻。
心に残るシーンは他にもたくさんありました。
夫に素直に気持ちをあらわせず、つい強がってしまう妻。
最後に夫に甘える妻。それに答える夫。
妻の前で泣けず、家の前の公園のベンチで静かに泣く夫。
妻の話を、涙をこらえながら黙って聞く夫。
妻が亡くなった後、残してくれたノートを柔らかい表情で読む夫。
どのシーンにも切なさを感じましたが、ドラマを包む空気はずっと柔らかかった。人間の暖かさを感じたからかな。
岡田惠和さんの脚本と主演のふたり、堂本剛くんと菅野美穂ちゃんの演技、それから脇をささえた役者さんたちの演技、すべてがバランスよくすばらしかったから、こういう暖かいドラマに仕上がったんだろうなあと思いました。
切なくて悲しいストーリー。だけれど、見終わったあとほんのりした暖かさが残った、ほんとに素敵なドラマでした。
最後にちょっとひいきさせてね。(笑)
「剛君、あなたの抑えた演技からいろいろな切なさを教えられました。素敵なドラマをありがとう!」
バンコクにいる私がドラマを見たのは17日。
日本版は原作の韓国映画よりも抑え目なストーリーと演技でした。それが逆に日本人の私達にはちょうど良い温度感だったように思います。韓国人の方が喜怒哀楽の表現がはっきりしていますから。
コメディアンとして頑張る夫に悲しみを経験させたくないからという理由で、夫に自分の病のことを隠す妻。妻の命が長くないことを知り、自分が活躍している姿を見せるためにコメディアンのコンテストに参加して優勝をめざす夫。一言で言ってしまえば夫婦愛の物語なのですが、各所にお互いを思いやる行動が出てきてじんときました。O.ヘンリーの名著「賢者の贈り物」のストーリを思い起こさせます。
そして、最後の方で分かる、初恋の相手との結婚だったという事実。
夫はコンテストの優勝決定戦の前にそれを知らされ、思い出のネタを披露。それをみて、夫が昔のことを思い出したことに気づき、嬉しそうな顔を見せる妻。
心に残るシーンは他にもたくさんありました。
夫に素直に気持ちをあらわせず、つい強がってしまう妻。
最後に夫に甘える妻。それに答える夫。
妻の前で泣けず、家の前の公園のベンチで静かに泣く夫。
妻の話を、涙をこらえながら黙って聞く夫。
妻が亡くなった後、残してくれたノートを柔らかい表情で読む夫。
どのシーンにも切なさを感じましたが、ドラマを包む空気はずっと柔らかかった。人間の暖かさを感じたからかな。
岡田惠和さんの脚本と主演のふたり、堂本剛くんと菅野美穂ちゃんの演技、それから脇をささえた役者さんたちの演技、すべてがバランスよくすばらしかったから、こういう暖かいドラマに仕上がったんだろうなあと思いました。
切なくて悲しいストーリー。だけれど、見終わったあとほんのりした暖かさが残った、ほんとに素敵なドラマでした。
最後にちょっとひいきさせてね。(笑)
「剛君、あなたの抑えた演技からいろいろな切なさを教えられました。素敵なドラマをありがとう!」