今年良く聴いたCD

  • 2013.12.27 Friday
  • 18:51

今年は、2月にシンガポールに引っ越したため、購入したCDの種類はやはり偏り、数もだいぶ少なかったです。というのも、東京にいると好きなアーティストのものだけでなく、話題になったアルバムを買ったり、銀座の某楽器店本店でジャケ買いをしたりもするから。
世の中は楽曲ダウンロードが主流なのでしょうが、やはり私はCDが好きです。

☆今年購入したCD

高橋優 「同じ空の下」
クリス・ハート 「home」
クリス・ハート 「Heart Song」
高橋優 「BREAK MY SILENCE」
堂本剛 「カバ」
高橋真梨子 「高橋40年」
久保田利伸 「Pararell World II KUBOSSA」
スキマスイッチ 「POPMAN'S WORLD〜All Time Best 2003-2013」
堂本剛 「瞬き」
古武道 「OTOTABI-音旅-」
沖仁 「Dialogo」
KinKi Kids 「恋は匂へと散りぬるを/まだ涙にならない悲しみが」
矢野顕子 「リラックマのわたし」

(購入済だがまだ手元になく聴いていないもの)
斎藤和義 「和義」
奥田民生 「O.T.Come Home」
KinKi Kids 「L ALBUM」


中でも、今年は念願のカバーアルバムがたまたま2枚出たため、どうしてもそれを手に取ることが多かったです。 その二枚とは 堂本剛の「カバ」と クリス・ハートの「Heart Song」


「カバ」はかなり以前から出してくれたら嬉しいなと思っていたものだったので、思い入れが強かったというのもありますが、曲の内容もジャンル、年代などバリエーションに富んでいて、アレンジにも歌い方にも歌い手の想いが反映されていたので何度聴いても飽きない作品だったということが大きいです。


そして、「Heart Song」は日本テレビの番組「のどじまん・ザ・ワールド」出演で人気の出たクリス・ハートさんのファースト・アルバム。こちらも待望のリリースでした。とにかく声が好きです。そして、日本語の詞の解釈も素晴らしいので聴いていると彼が作り出す曲の世界にあっという間に引き込まれます。


「また聴きたい」という衝動が起きる、この二つのカバーアルバムの共通点は何かなあと考えました。


やはり、歌い手自身が本当に好きな(または思い入れのある)曲を選んでいる(少なくともそうではないかと思わせるラインアップな)こととアレンジが良いことかな。
原曲のイメージを損なわず、かつカバーする歌い手の良さが出ているカバー作品というのは実はそんなに生まれないんじゃないかなと思います。

カバーアルバムはもともと好きで色々持っているのですが、今まではどちらかというと原曲とは別物として楽しんでいる時が多かったような気がします。
このふたつのアルバムでは、カバー曲を聴いていて原曲が気になってくる気分に何度も襲われました。原曲の良さを改めて感じさせてくれるのです。
さらに、「カバ」と「Heart Song」の中で唯一両方に入っているDream Come Trueさんの「LOVE LOVE LOVE」は、片方を聴くとまた別の方が聴きたくなるという具合で、カバー同士のリピートの相乗効果を生んだということもありました。


名曲は時代を超えて残ってほしい、そのためのカバーの役割というのがあるなあとも思いました。
参考まで、カバーアルバム(通常版)の曲目を下に書いておきます。

来年も偏りつつも色々な音楽を楽しんで行きたいなと思っています。


☆堂本剛 カバ

I LOVE YOU
Another Orion
LOVE LOVE LOVE
ANSWER

人生を語らず
古い日記
PRIDE
はじまりはいつも雨
雨恋-amagoi

☆クリス・ハート「Heart Song」

ありがとう
LOVE LOVE LOVE
家族になろうよ
home
たしかなこと
僕が一番欲しかったもの
未来へ
旅立つ日
奇跡を望むなら...
瞳をとじて

涙そうそう
さくら(独唱)

Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011

  • 2011.12.08 Thursday
  • 23:09

2011/12/8  AT 日本武道館

今年も行って来ました。席は1回ステージ左手前方。
出演者が捌けていくところが見えるのが嬉しかったです。
オープニングは、昨年に引き続き、奥田民生、吉井和哉、斉藤和義さんのお三方。この組み合わせを見たくて、毎年通っています。今年はアコギを持って登場でした。息ぴったりで和気藹藹でパワフルな、この3人にしか作れないテンションが何より魅力。
Gimme Some Truth (with John Lennon)
Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey


2番手はTHE BAWDIESのROYさん。LOVE PHYCHEDELICOのNAOKIさんがギターでサポート。若さを生かしたエネルギッシュなステージでした。ただ、"Stand By Me" は個人的にはあまりアレンジを加えてないオリジナルな感じが好きなんでちょっと残念でした。
Twist & Shout
Stand By Me

3番手、BONNIE PINKさんは雰囲気がだいぶ変わって、ナチュラルなかわいらしさで登場。歌はパワフルでしたが、もう少し柔らかい曲のほうが彼女に合っていたかも・・・。
Help!
You've Got To Hide Your Love Away
 
4番手、サニーデイサービス。曽我部恵一さんは今年はバンドとして出場でした。
The Ballad Of John And Yoko(ジョンとヨーコのバラード、日本語訳詞)
Imagine (日本語訳詞)
この2曲、曽我部さんの声に凄く合っていた気がしました。


このライブ活動で集まったお金で建てられた学校に行っている子供たちからの手紙を杏さんが朗読。
スクリーンで107校の学校紹介。地域は様々、南米、アフリカ、アジア。
わたしにとって身近な国もあったのでとても嬉しかったです。

そして、次は誰かなあと思っていたら、MCの箭内道彦さんが出てきて、桑田佳祐さんを呼びました。
予想外に早いスペシャルゲストの桑田さんの登場!で、会場が一気に盛り上がり・・・。
今まで出られなかった理由を冗談込めて説明。曲間でジョンのマネをしながら、一気に歌っていきました。アレンジはビートルズのものに限りなく近く、音がシンプルなのですっと入ってきます。桑田さんのジョンに対するリスペクトの気持ちがすごく伝わってきました。選曲も多くの人が知っている、スタンダードナンバーが多かったように思います。でも、そこには、桑田さんの色がしっかりあり、会場の空気をあっという間にひとつにまとめる演出もふくめ、さすがだなあと感動しました。桑田さんのビートルズナンバー、もっともっと聴きたかった。この場にいられて、ほんとに良かったです。ビートルズの曲を毎日聴いていた頃のことを色々思い出しました。
She Loves You
You Can't Do That
恋する二人
I'm a Looser
It's Only Love
I Feel Fine
Slow Down


このあと、高倉健さんのImagine(日本語詞)の朗読が流れました。
そして、次のバンド、Overground Accoustic UndergroundのMartin(マーチン)が登場。「米米倶楽部です。」って日本語で冗談。
初めて知ったこのバンド。Martinのバイオリンと歌声にすっかりやられました。
Across The Universe
(Just Like) Starting Over


LOVE PSYCHEDELICO、KUMIさんの歌声には毎回とてもひきつけられます。
今年は”Nobody Told Me”が良かったです。
Watching The Wheels
Nobody Told Me


杏さんの朗読。 "LOVE" 暖かい詩です。
 
そしてそして、斉藤和義さんの登場!
Rain
Rock And Roll Music は彼の訳詞で。メッセージがたくさん詰まった歌詞でした。さらっとパワフルなのが相変わらず素敵です。
ジョンが生きてたら、どうしたかなとか考えたんだろうな・・・。
「こんな夜にはこいつがありゃいいぜ」
「放射能ばら撒いてたいしたことないという政府・・・」
「だから踊ろうぜ、Rock'n Roll Music」
「暫定基準値・・・だから子供も食べなさい」
「2011年今日はJohnの命日、皆で踊ろうぜ!踊りたいなら。」
こういった歌詞がさらっと歌える彼はやはり凄いです。
最後はかわいく手を振りながら去っていくところがまたまた素敵。
同世代の「男子」がかっこいいとただただ嬉しいのです。


そしてそしてそして、奥田民生さん。もうひとり「かっこいい同世代」の登場です。
Savoy Truffle
I'm Only Sleeping
1曲目、今年はジョージが亡くなって10年ということで、ジョージの歌解禁なので歌ったそう。2曲目はポール?をと思ったけどそちらはお許しが出なかったという冗談!?を交えながら、順当にジョンの曲で。歌声は勿論、ギターがかっこいいです。
いつも、もうちょっと歌って欲しいなと思うのですが、さっとスマートにゆるく退場。まあ、この潔さがまたかっこいいのですよ。


続いて、ヨーコさんのパフォーマンスです。
今年は琵琶の音色が響いて和の要素が加わり、また違った空間になりました。
あいかわらず、ほんとにパワフル。


トリは吉井和哉さん。
歌の前の話がいろいろぐっと来る内容でした。ジョンへのリスペクト、忌野清志郎さんへのリスペクト。そして、斉藤さんの訳詞を使うあたりもさすがです。
3曲とも訳詞
Yer Blues (吉井さん訳詞)
Jealous Guy (斉藤和義さん訳詞)この曲は去年は斉藤さんが歌ったので良く覚えています。「やきもち焼きの男がいるよ」で始まる素敵な詞。吉井さんの歌い方も素敵でした。
MOTHER (忌野清志郎さん訳詞) この曲は吉井さんが、音楽を聴いてはじめて泣いた曲だそう。直球で歌い上げ、感動でした。
 
MCの箭内さんが出てきて、出演者を呼び込み、最後は皆さんで。残念ながら桑田さんは登場せずでした。Overground Accoustic UndergroundはMartinだけが参加でした。
歌の前にいつものONOCHORDでステージと客席でメッセージ交換。
(ライト1回点滅)i=I, (2回)ii= Love, (3回)iii= You, 会場が綺麗な光のやりとりでひとつになりました。武道館の形も幸いして、光の輪ができます。
Happy Xmas (War Is Over)
Power To The People〜Give Peace a Chance メドレー
Imagine


毎年ながらヨーコさんに一生懸命気を配る民生さんが素敵です。ヨーコさんはどうしても吉井さんがお気に入りのご様子だけれど。
3時間半たっぷりの素敵な愛あふれるライブでした。今年はグッズ販売売り上げの一部が東北大地震の被災地支援に当てられるそうです。



最後にビートルズファンとしての余談。
出演者の中に、それぞれ違ったビートルズのエキスがたっぷり入っているから、なによりそれに引き込まれるんだなとこのライブの魅力を毎年再確認するのですが、その再確認リストにあらたに桑田さんが加わりました。
そして、今年は皆さんが、特に、「ジョンが生きていたらどうするだろうか?」ということを考えながら歌われていたように思います。
理想かもしれないけど、Imagineの詞が現実に変わることを目指して少しづつ前に進めたらなあという思いを強くしたライブでもありました。


『ひとりで見る夢はただの夢 みんなで見る夢は現実になる。by オノ・ヨーコ』


下北な空間!?

  • 2011.05.18 Wednesday
  • 23:56

下北沢440の9周年記念ライブに行って来ました。

出演者は、
DEMI SEMI QUAVER(エミ・エレオノーラ、横山キース英規、テラシィィ、中幸一郎、勝井祐二、スティーブ エトウ△)
▲s(ピラミッドス)
レ・ロマネスク(Les Romanesque) 

デミセミ好きの友達に誘われての参加だったので、この中で演奏を聴いたことがあるのはスティーブ エトウ△さんだけでした。
ただ、敢えて予習をしなかったため、もう一人の友達と「どんなライブ、音楽なんだろうか?」と微妙な不安を胸に抱きつつ出かけました。
9周年目のライブハウスはおめでたい雰囲気。テーブル席で食べ物をつまみながら飲みながらのライブ鑑賞。

トップバッターは▲s(ピラミッドス)。メンバー全員、馬、うさぎ、ゴリラなどの被り物で登場。ウサギ担当があまりに自然なたたずまいだったのでずっと被っていてほしかったけど、被り物での演奏は1曲目だけ。暑すぎて、ずっとは無理らしかった。でも被り物をとると、皆さんスマートな感じの方ばかりだったので、そのギャップにびっくり。さらに、ジプシー音楽がベースの曲は、中東の匂いのする不思議満載な音楽でした。なぜか、チェッカーズの『ジュリアに傷心』をカバー。フミヤファンとしてはちょっと複雑でしたが、音は良かったです。

途中からベリーダンサーのSafi(サフィ)さんも加わり、怪しさ倍増。ベリーダンスはグラマラスな人でないと雰囲気がでないからSafiさんはぴったりで、かっこよかった。ドバイでみたベリーダンスの迫力を思い出しました。

イケメンだけどえぐいお兄さんたちのせいか、濃いファンの方々が多く、失礼ながらそちらの人間観察もしてしまいました。でも、この濃さは某氏のファンの世界との共通点もありそうな気がします。

2番手はレ・ロマネスク(Les Romanesque)のトビーさん。レ・ロマネスクはフランス在住の男女デュオだそうですが、この日はトビーさんひとりでした。
ロマネスク調のたて巻きロール髪、振り振り飾り一杯の衣装に身を包み登場。これだけでかなりインパクト大ですが、歌がまた凄かった。歌詞もメロディーも印象的。昨年、TV番組『あらびき団』に出られただけある、手馴れたステージに一気に惹きつけられ、目が点になりながら爆笑してるうちにあっという間に終わりました。しばらく頭の中に歌がリフレインしてました。

『あらびき団』好きにはたまらないパフォーマンスだと思います。トビーさんのファンの方も多かったです。トビーさんは芸風とは違い、ちょっと控えめで優しい身のこなしの方でした。こちらはちょっと華やかなファン層で和気藹々といった雰囲気でした。

さて、ディープ感かなり増す中、トリでDEMI SEMI QUAVERが登場。
後ろを振り向くと、知らないうちにお客さんの数がかなり増えていました。

これまた、不思議な音階と歌詞の音楽。初めて出会うような音たち。耳障りとそうでない音の境目を微妙につく音なのがなんともいえない。テクニックがないと出せない音です。エミさんのヴォーカル、キーボード、勝井さんのエレクトリックバイオリンの不協和音、スティーブさんのパーカッションetc、個々の音が合わさって独特な世界を作り出す。エミさんが、「売れない音楽を選んでやっている」というようなことを言っていたけれど、そのことばがしっくり来ました。でも、だからこそこの音楽にはまる人も多いと思う。

今回このライブに行ったのは、堂本剛さんと切り離したところでスティーブさんの音を聴きたいなと思ったからですが、スティーブさんの音はここでもすんなり私の耳に入ってきました。奏でている音楽はかなり違うのに、剛さんのライブ世界をイメージさせる音たちも出てきたのがなんだか不思議な感じでしたが、スティーブさんの音はいい意味でどこであってもスティーブさんの音だからかも知れないと思いました。

久しぶりに濃い世界を体感して、たくさん笑って、口も開いた、お腹一杯なライブでした。このところいろんなことを頭で考えてしまっていたけれど、この空間に入ったことでかなりそれがリセットされた気がします。ちょっと間違うと危ないセラピー法かもしれないけれど。

ただ、このかなり怪しい空間に懐かしさを覚えるのはどうしてなんだろうとライブ中、頭の片隅で考えていましたが、それは大学の学祭のノリと共通していた部分があったからだということに気がつきました。語劇の舞台やポルトガル科のサンバハウスあたりに漂っていたあの匂い。うまく言えないけど、シニカルな馬鹿さ、真剣なパフォーマンス、偏った世界、好きなことを貫く強烈な個性、そういったものが醸し出す匂い。

下北のアングラワールドというのはこういう雰囲気なのかあと妙に納得。学生時代にうっかり入り込まなくて良かった・・・。そしたら、きっと違う世界に行ってたに違いないから。

"Family - to be one"

  • 2010.12.24 Friday
  • 20:39


I'd like to introduce this special lyrics wishing love & peace in Christmas!



"Family - to be one"


How many families are there in this world?
My simple word in mind felt me the sky curiously hot


How many people go to the Mars from the Earth?
My spontaneous future dream made me sad,
thinking today is going to anywhere


Life began to go forward
and finally reached here


To know love
To dedicate love
We were born as a strong hope


Family, 'cause you are here
Family, I am not afraid to
I am not embarrassed to be one


Family, 'cause you are here
I can sing to live together as one
without any doubt, even not thinking of any


I can shine you
Thank you


How many good-by are there in the world?
Incessant lost life made my everyday life
and my antenna to burn red


My heart began to beat
And finally reached here


To know love
To dedicate love
We were born as a strong hope


Family, 'cause you are here
Family, I am not lose to
I am not embarrassed to be one


Family, 'cause you are here
Family, I 've lived together to be one


I can sing to live together as one
without any doubt, even not thinking of any


I can shine you
Thank you


Today’s piece joined together is not only for oneself
This scenery is the ocean of hope under many sacrifice


Love is not the thing to be sought
Love is the thing to be offered gently to the sea wave


'Cause here you are
'Cause here I am


Family, 'cause you are here
Family, I am not afraid
I am not embarrassed to be one


Family 'cause you are here
I can sing to live together as one
without any doubt, even not thinking of any


I can shine you
Thank you




translated by bonyarihitsuji; original Japanese lyrics by Tsuyoshi Domoto

斉藤和義 LIVE TOUR 2010 "STUPID SPIRIT" at ZEPP東京

  • 2010.12.11 Saturday
  • 23:28

12月11日(土)、 ZEPP東京で行われた、斉藤和義さんのライブに行って来ました。
8日のジョン・レノンライブにも出演されていたので、1週間のうちに2回もせっちゃんに会えて、とっても幸せ。

オールスタンディングのライブ参加は『ENDLICHERI☆ENDLICHERI』以外では初めてだったので、最初勝手が分からず戸惑いましたが、本人が出てきたとたん、なぜか安心感と期待が身を包み、楽しく終わりました。せっちゃんは、トークに「いけいけGO!」っていう感じがないのでいいのかもしれません。
思ったよりも周りの人とのスペースがあったし、皆思い思いにリズムをとったり、体揺らしてたりしたので安心しました。皆と同じことやるのは、あまのじゃくだから苦手なんで。

ライブは、とにかく歌もギターも最高でした。ゆるーいトークとパワフルな歌、演奏とのギャップがたまりません。手もたくさん振ってくれました。
フジファブリックのギタリスト山内さんともう一人の方(ごめんなさい名前覚えられず・・・。)との3本ギターシフト!?がすばらしかったです。
特にアコギ3本で弾いてくれたまったりな曲コーナーがちょっと切ない感じのアコギのギターの音が響いて聴きほれました。『席がある会場なら、ここは座って聴いてもらうところなんだけれど』とご本人。確かに座ってたらもっとうっとりできたかもなあ。

『酸欠にならないようにがんばってください。』とも言っていたけれど、ライブの途中、やはり何人か倒れて・・・、そのたびに『大丈夫ー?』と優しく言ってくれてるのがさすがでした。ステージ上から客席が良く見えるんだな・・・。

後半の『酸欠コース』というパワフルなノリの良い曲たちのときは立ちっぱなしだったので少しハフハフとなりましたが、セッチャンの歌と演奏の迫力に乗っかり、なんとか越えられました。お決まりと言われる下ネタトークは思ったほどは多くは無かったです。『歌うたいのバラッド』が無いのは、残念ではあったけれど、当然ながら他にも良い曲はたくさんあるし、無しでもいいかなと。沢田研二さんの『ダーリング』カバーも、かなりパワフルで素敵でした。

アンコールに『ベリーベリーストロング』が来て、嬉しかった。サビの部分のメロディーがすごく好きなんで。バックの映像もかっこよかったです。後半はモニターになったので、客席うしろからも、ギターを弾く様子がちゃんと見られました。

セットリスト、自分ではとても無理だったので、ちゃんと書いてらっしゃる方のところから拝借させていただきました。

長いMCは無しで、とにかく歌いっぱなし。そのパワフルさにも感動です。来年はアルバム3枚出すって言ってくれてたし、また行きたいです。



<セットリスト>
01. Are you ready?
02. Stick to fun!Tonight!
03. ずっと好きだった
04. FIRE DOG
05. 真っ赤な海
06. 黒塗りのセダン
07. ジレンマ
08. ハミングバード
09. 進め なまけもの
10. かすみ草
11. 彼女
12. 表参道
13. Small Stone
14. 名前を呼んで
15. I Love Me
16. ダーリング
17. 歩いて帰ろう
18. COME ON!
19. 僕の踵はなかなか減らない
20. 社会生活不適合者
21. 罪な奴

< encore >
01.いたいけな秋 featuring Bose (スチャダラパー )
01. ベリーベリーストロング
03. Don't cry baby



このトラックの画像はジョン・レノンスーパーライブの時のものですが、同じのがZEPPの入り口に停まっていました。

ジョンレノンスーパーライブ 2010

  • 2010.12.08 Wednesday
  • 23:36
JUGEMテーマ:音楽


 

今年も行ってきました。ジョンレノンスーパーライブ。

席は1階のほぼ中央でとても観やすかったです。

 

オープニングは、吉井和哉さん、奥田民生さん、斉藤和義さんの3人が登場。

Starting Over』と『Woman』を歌いました。

この3人が揃うとやはり迫力ですが、和気藹々のゆるさもあり暖かい雰囲気でオープニングにふさわしかったです。スーパーライブを観るのは3回目ですが、去年に続きこの3人の歌と演奏を聴けることがただただ嬉しいです。というか、実は、このお三方が揃うのを見たいがためにスーパーライブに来ている感じです。

 

以下、順番に覚え書き程度、独断と偏見大ありの感想で失礼します。

 

トップバッターは、BONNIE PINKさん
Lucy in the sky with Diamond』この曲は軽い感じでテンポがいいのでBONNIE PINKさんに合っている気がしました。All you need is love』は、元気な明るさがいいかんじ。

 

Coccoさんがステージに登場し、このライブの趣旨を説明しました。A4のノートを開いて、Cocco節炸裂で楽しかったです。10年間のライブ活動で28カ国に107校が出来たというのはすごいことだと思います。やはり貧困から抜け出すのには教育が大きな役割を果たすと思うので、これからもこのライブが長く続いていったらいいなあ。

10数年前に訪れたザンビアの村で見た、キラキラした子供たちの目が浮かんできました。

 

堂珍嘉邦さん(CHEMISTRY

堂珍さんのソロを聴くのも初めてだし、それ以上にピアノの弾き語りで『Mother』を歌ったのにびっくりしました。

今年は挑戦の年だったそうで、ピアノもそのひとつ。

一生懸命にピアノを弾く姿が印象的だったし、ソロの歌い方はCHEMISTRYでの歌い方とまた違って、自然でストレートな綺麗な声が響いてくる感じでとても素敵でした。もちろん、CHEMISTRYでの歌い上げる感じの歌声も綺麗ですが。

『宇宙の心を持った大人でありたい』という話に、堂珍さんのまっすぐさが伝わってきました。

そして、それは偶然とはいえ、普段、堂本剛さんがライブで話していることとも重なっていたし、彼と同い年でお互い交流のある堂珍さんがピアノ弾き語りでビートルズナンバーを歌う姿に、似た世界観や表現方法を感じられたりもしたので尚更、惹きつけられました。

剛さんには忌野清志郎さんが出演された2007年のスーパーライブを個人的に聴きに行き、その場で出来た『OH LORD』という曲もあるので、いつか一緒にスーパーライブに出演してくれたら嬉しいなあと思いながら、堂珍さんの声に耳を傾けていました。

話がそれました。元に戻します。

2曲目、『Oh my love』ギターを弾きながら歌った、この歌も素敵でした。CHEMISTYさんはギターを弾くイメージがないかもしれないですが、実は普通にギターを弾ける人たちなので、ギター弾きながら歌ってもいいんじゃないかなと時々思うのですが、ライブではすでにやってるのかな・・・。

 

曽我部恵一さん
Isolation』『Cold Turkey』曽我部さんについての記事は『音楽と人』という雑誌でよく読んでいましたが、歌を聴くのもご本人も実際見るのも今日が初めてでした。とにかくパワフルで迫力あるステージに目を奪われました。歌声もギターもズンズンと響いてきて、これぞロック!という感じ。

東京スカイパラダイスオーケストラ
I Feel Fine』『Starting Over

イントゥルメンタル好きの私にはたまらない演奏でした。楽器が自由に歌っているみたい。2曲とも好きな曲だったのもあり、至福の時でした。もっと聴きたかった。

吉永さゆりさんの声が聞こえて、このプロジェクトで建てられた小学校に通う生徒の作文の朗読がありました。子供たち、いろんな夢を持っているな・・・。

YANAI MICHIHIKO PROJECT (
箭内道彦+高橋優)

箭内さんが登場して、ベトナムとタイの学校を訪問した時の映像を流しながらのトーク。ヨーコさんとお茶されたときのエピソードを話したのですが、それがおもしろかったです。箭内さんは先に来ていて、別の飲み物を頼んでいたのですが、ヨーコさんが、カフェオレを「キャフェ・オレ」と発音して注文する様子がかっこよくて、カフェオレが飲みたくなったので、注文を変更したところ、ヨーコさんに「流されやすいのね」と言われたのですが、彼はそんな風に流されるのもいいんじゃないかなと思ったということです。思わず、箭内さんの著書『サラリーマン合気道』が頭に浮かびました。

それから、ヨーコさんパワフルですごいですって言いつつ、『巨乳なので、そこにも注目です。』なんてことを言うので、「注目するのはそこですか!」と笑ってしまいました。

もう、箭内さんの思う壺でした。淡々とおもしろいことをおっしゃるのがすごいです。

そのあと、売り出し中のアーティスト、高橋優さんが『How?(日本語詞)』を熱唱。箭内さんはギターで共演。すごく伸びやかな綺麗な声で、熱唱。日本語の詞が訴えかけるものがあり、すごく惹きつけられました。

高橋さんはちょっと前にTV出演されたようで、隣にいた友達が、「TVを観てた友達が、嵐の桜井翔くんに似てるって言ってた。」と話したので、思わずよく見てしまいました。その結果、「確かに顔が小さいし、全体的なイメージが似てるのかも、でもひとつひとつのパーツは似てない。」って返したら、友達が大笑い。そのおかげもあってなんだか彼がとても印象に残りました。歌声も素敵だったのでCDを買ってみようかと思っています。今、日本テレビのドラマ『Q10』の主題歌『ほんとの気持ち』を歌っています。

LOVE PSYCHEDELICO
 
Stand by Me』『Help!

いつもながら、ただただかっこいい。特に今年は『Help!』のアレンジが素敵でした。

鈴木京香さんが登場。会場から大きなため息。顔がすごく小さい。
LOVE 』の朗読にも独特の雰囲気がありました。

ゆずは最初、『Imagine』を日本語詞で少し歌ってから、『Don’t Let Me Down

いつもながら、登場の仕方とファンの人たちのかけ声がちょっとアイドルっぽくってかわいいかんじ。北川君はやっぱり顔小さいし、スマートでかっこいいから、そうなりますね。

でも、彼らの素顔はきっと素朴なアーティスト。声は綺麗だし、岩沢さんのハーモニカの音色も響いて、ゆずらしい歌い方でよかったです。爽やかにはけていきました。

浅井健一さんはやはりパワフル。独特の歌い方で、2曲。
Come Together 』『Day Tripper

さてさて、独断なお待ちかね、オープニング登場のトリオのうちの誰が最初に出るのかなあと思っていたら、せっちゃんこと斉藤和義さんがトップバッターでした。
Jealous Guy』をオリジナル日本語詞で。とにかく詞がかっこいいし、歌い方も素敵です。最後の部分だけ思わず書き留めました。

『やきもち焼きの男がいるよ あなたの前の僕のことだよ あなたが僕の目を 

見つめる それだけで 月まで飛べるんだ 笑っておくれよ 笑っておくれよ もう泣かないで』

ゆるゆるなトークにお手振りで、会場は一気に和やかな感じに。何を言われたってこの緩さが大好きなんです。2曲目の『Mind Games』の曲紹介も、ゆったりした曲って言ってたけど、そうではなかった。

トークはゆるゆるなんだけど、いったん歌い始めるとパワフルですごいオーラが出るのが魅力です。いつ聴いても響いてくるし、すごい人だなと思う。

鈴木京香さん、再度登場。
Imagine』を朗読しました。

おまたせ、奥田民生さん。

民生さんも、いつものごとくふつうにゆるーく登場。

でも、演奏はパワフル。やっぱりそこが魅力。そして、そのゆるさ加減はせっちゃんとはまた違うわけで、どちらか選べといわれても無理。

Glass Onion』『Little Child』『2曲とも短い歌を選んでしまったからその分ギターセッションします。30分ギターやっちゃおうかな(笑)いえいえ嘘です。すみません』なんてことをいいながら・・・。曲は短くても、存在感抜群。個人的には、ギターセッションかっこよかったから、歌短かったのもまた良かったかなと思いました。勿論、歌声も好きなんですが、民生さんのギターはすごく響いて素敵なので、ほんとに30分やってほしかった。

どうしても、今日の出演メンバーだと、せっちゃんと民生さんに目が行くので感想も偏ってしまうけれどあしからずで。

民生さんは恐縮しながら、オノ・ヨーコさんをお迎えして交代。


オノ・ヨーコさん『RISING』パワフルさにただただ圧倒。友達の隣の人が大笑いしているのがちょっと別な意味で印象に残ったけれど、彼女の世界にちょっぴりでも入るにはやはりこちら側のパワーが必要。でも、表現したいことはすごくわかります。Love & Peaceの温度はここで一気にあがりました。さすがの盛り上げ方。

トリオのトリは、吉井和哉さん。
Yer Blues(日本語詞)』『Across the Universe』スマートなハンサムさで吉井ワールド全開です。いつもながら、ため息の出る感じのかっこよさ。個人的には正統なニ枚目さんは苦手なのですが、吉井さんはなんだか別です。存在がストレートだからかもしれません。

 

COCCO さんが出てきてエンディングへ。
COCCOさんは今回、メンバー紹介など最後まで
MC役に徹していました。彼女のパワフルな歌が聴けないのは残念でしたが、独特のリズムでライブをうまく進めていくのはさすがだなと思いました。

高橋優さんが、そのおもしろさに大笑いしていたら、『新米のくせに笑うなー!』って言ったのが自由な感じで可愛かったです。
照明を落として、ヨーコさんの音頭で、客席と出演者、オノ・コードで『Iloveyou』を交換。毎年ながら、会場がキラキラ輝いて、すごく綺麗で感動します。
さいごに、全員で、『Happy Xmas ( War Is Over )』『Power to the PeopleImagine』の3曲。

気がついたら22時半を回っていました。武道館の型も一体感を増すのに一役買っているかもしれないですが、中にいる全員が一体となった素敵な時間でした。

 

I also really appreciateバンドメンバー:

和田春彦(Band master, Keyboard)、金澤ダイスケ(フジファブリック)(Keyboard)土屋潔(Guiter)、長田進(Guiter)、押葉真吾(Bass)、古田たかし(Drums)

 

OTODAMA FOREST LIVE

  • 2010.10.17 Sunday
  • 23:20
湘南国際村にこの日のために作られたOTODAMA FOREST STUDIOで行われた、音霊フォレストライブに行ってきました。
11時に新逗子駅で友達と待ち合わせ、無料シャトルバスで会場近くへ。
バスにはすぐに乗れて、一安心。20分ほどで湘南国際村に到着しました。バス停からは、山合いの道を10分くらい歩いて、会場へ。

バス停近くに手描きの地図。
この手作り感が音霊ライブの魅力です。



少し先に、会場が見えました。
途中からは長い列が・・・。入り口でチケットをリストベルトと交換。
会場に入ると、もう、かなりの人の数。
12時からの「がーまるちょば」のパフォーマンスが始まったところでしたが、
それを横目で見ながら、すでにかなり満杯状態のAブロックになんとか席を確保。
友達と交代で、フードコートエリアにお昼を調達に。なんとか13時の開演に間に合いました。

最初にキマグレンのふたりが挨拶。今年の春にここで植樹をしたことがきっかけでライブをやることになったこと、今日のチケット代の一部もこのOTODAMAの森に寄付するということ、それにともなうエコの活動と、面積が少なくなってしまった逗子の海岸を守る活動のこと、などを話してくれました。

さてさて、ライブの始まり。空は少し曇りだけど、気持ちのいい天気。

STARDUST REVUEがトップバッターらしく、勢いよく登場。
しょっぱなから、ヴォーカル根本さんが謙遜していらして、「ここで盛り上がってくれないと、皆のお目当てをなかなか出してあげないよ。」と笑いを取っていたけれど、その歌声は勿論すばらしく、歌のタイトルは知らないまでも結構盛りあがりました。パワフルな歌い方に、昨年の小田さんのTV番組『クリスマスの約束』を思い出しました。

メインステージの、フォレストステージでの演奏の合間に、向かい側に用意された、もうひとつの小さなステージ、トラベルステージには4人のアーティストが登場。
そのトップバッターは佐藤嘉風さん。アコースティックギターと爽やかな歌声が空に響きます。

メインステージ、2番手は、Chara with laidbook
Charaさんとスペシャルコラボユニットの登場。Charaさんの声は、個性的でかっこよく、バックのミュージシャンもこの日初めて組んだメンバーということでしたが、気が合っていて、演奏もとてもいい感じでした。

『Breaking Hearts 』 
キーボードのswingoさんプロデュース曲。swingoさんは、この間の堂本剛くんの平安神宮ライブでもキーボードを担当されていましたが、今日のほうがやはりはじけてて、よりファンキーな感じでした。

『Falling Love』 
ギターのthirdicさん?、プロデュース曲。まだ、リリースされていない新曲だそう。thirdicさん、ファンキーでいいかんじでした。

『やさしい気持ち』 
これなら皆さん聴いたことあるかしら?よかったら、一緒に歌ってねということで。

『DUKA』
スタッフの飼っていた犬が死んだ時に作った歌だそうです。

ドラムではなくて、カホンというペルーの打楽器を入れていたのが良かったです。Charaさんは、ステージが進むにつれて、だんだんファンキーで粋な雰囲気に。オーディエンスをうまく乗せてくれて、楽しさ倍増でした。

トラベルステージ、二人目はRake。ちょっとこの時にお手洗いに立ってしまったので、ちゃんと聴いてなくて感想がかけずごめんなさい。

さて、3人目はいよいよ。小田和正さん。小田さんが出る前から、会場総立ちで待ってましたというかんじで、登場と同時に大きな拍手。当たり前ですが、やはり存在感が違うなあと思いました。
小田さんのトークは、淡々としているんだけど、さりげなく笑いを取って、一気に観客を引き付けます。そしていったん歌いだすと、そのきれいな歌声を聴こうと会場が一気に集中する感じ。とにかく、声の綺麗さがずっと変わらないことにすごさを感じました。

『秋の気配』
『たしかなこと』

ここで、キマグレンが登場。
一緒に、キマグレンの『約束の丘』を歌いました。
小田さんが育った、逗子の披露山が歌に出てくるということでこの歌を一緒に歌うことになったようです。キマグレンは緊張しつつもとても嬉しそうでした。1曲だけ歌って、ステージから下がりました。

『キラキラ』
新しいドラマ『獣医ドリトル』で主題歌を担当したという話をして、期待させながらもそれは歌わず、同じくドラマの主題歌だった、この歌を歌いますということで。そのあたりのトークが絶妙でした。

『Yes-No』
STAEDUST REVUE と一緒に。中学時代によく聴いていたオフコース時代の歌でとても懐かしかったです。

このあとまた、あとで出てくるけどと言いながら、身のこなし軽くはけていけました。小田さんはやはりすごいです。



小田さんが終わると、帰る人が・・・。フェスはいろんなアーティストの歌が聴けるチャンスだから、体力が許すなら最後まで楽しんだほうが得だと思うけどなあ・・・。


次のトラベルステージは、カサリンチュ。奄美出身の二人組。歌がとにかくうまくて惹きつけられました。『あなたの笑顔』という曲、良かったです。あと、カバー曲、『さよなら、Color(Super Butter Dog)』を歌っていました。また聴いてみたいなと思いました。



雲の間からのぞく太陽がきれいでした。

そして、4人目。THE BOOM
宮沢ワールドはやっぱり素敵!力強い歌声が空に響きました。三線の音がリズミカル。

『星のラブレター』
『ひゃくまんつぶの涙』
『からたちの道』
『島唄』
『風になりたい』・・・ロック調のアレンジでで乗りやすい感じでした。



夕焼けがとても綺麗でした。ステージと逆の空だったので、皆、振り返ってみていました。

トラベルステージのラストは近藤夏子さん。かわいらしい顔にパワフルで力強い歌声が印象的でした。

そしてそして・・・。いよいよ、日が暮れて、ラスト。

キマグレンの登場です。なんか、見るたびにビッグになってるかんじ。肌寒くなってきたけど、半そで短パン姿で元気です。キマグレンのお2人にとってはまだまだ夏だそうです。
KUREIさんの笑顔とISEKIさんの力強い歌声に癒されます。勿論、KUREIさんのラップ詞も良い

『トコシエ』
『星空モード』
『僕の住む街』
『海岸中央通り』
『愛 NEED』
『LIFE』 すっかりお馴染みになったタオル振りで一気に盛り上がり。
『REMEMBER』

最後に挨拶。「今朝まではほんとにどうなることかと思ったけれど、無事に終わって、ほんとにやってよかった。また、来年、その次と続けていかれるようにがんばりたい。」と力強く語ってくれた、KUREIさん。笑顔はとってもかわいらしいのだけど、こういうときの顔はとてもりりしくて頼もしいのです。

さっとはけて、アンコール。

このころにはすっかり真っ暗。6時過ぎたところなのに、ほんとに日が短くなりました。
ちょうどISEKIさんの30歳の誕生日だったので、STARDUST REVUEの根本さんが音頭を取って、皆でハピーバスディーの歌を歌いました。ISEKIさん、ちょっとうるうるしてたかな・・・。

キマグレンのデビュー曲、『あえないウタ』を全員で。小田さんがあんちょこ見ながら、出だしのクレイさんパートを一生懸命歌う様子がとても素敵でした。ただすごい存在というだけではなくて、こういう歌へのひたむきなこだわりがあるから、若い人からも慕われるのだなあと感じました。

長時間のライブでしたが、気候も良かったのでのんびり楽しめました。山の空気を吸いながら、広い空の下で聴く音楽はやはり室内で聴くのとはまた違う開放感で、やみつきになりそう。
秋の一日、素敵なライブフェスタを用意してくれた、キマグレンさんに大感謝です。

Really thanks for Kimaguren!


『情熱大陸SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA'10』

  • 2010.08.07 Saturday
  • 23:42

 友達のRさん、Cさんと3人で『情熱大陸Special Live Summer Time Bonanza'10』 に行ってきました。
カンカン照りの太陽の下、本編ライブの始まったちょうど1時に会場に到着。(オープニングアクトは終わっていました。)
日陰はほとんどないので、炎天下に配られたビニールシートを敷いて座りました。
場所はCブロック、ステージ向かって右手側。モニターが半分見えるかなあってところ。

トップバッターのSing Like Talkingの佐藤竹善さんの楽しいおしゃべりときれいな歌声にひきつけられました。今年は一人ではなくて、Sing Like Talkingとして参加できたことが嬉しいとおっしゃっていました。ホスト役の葉加瀬太郎さんも出てきて共演。この後、葉加瀬さんは出演者の皆さんと次々に共演され、一曲一曲とても素敵だったのですが、毎回衣装が変わるのでそちらのほうにかなり気をとられてしまいました。

以下、登場順に覚書程度ですが、感想を。

*Orquesta de la luz(オルケスタ・デ・ラ・ルス)
昔、よく聴いていた「オルケスタ・デ・ラ・ルス」さんにここで会えるとは!(笑)新曲のユーミンさんの曲、『Soy Una Rosa』良かったです。久しぶりにCD買おうかなと思いました。

*Salyu 
歌声のやわらかさはピカ一。青空の空間にすーっと吸いこまれるよう。『to U』は、葉加瀬さんとのコラボで、きれいな声とバイオリンの音色が共鳴して、癒されました。

*My little Lover
昨年は音霊ライブで聴いたときもとてもかわいい声だなあと思いましたが、その声はかわらずでした。『Hello again』は名曲です。葉加瀬さんとのコラボは新曲でした。

*SLUG & SALT (藤井尚之、屋敷豪太、有賀啓雄、松本圭司)
このバンドのメンバーうち、わたしが知っているのは元チェッカーズの藤井尚之さんと、ドラマーの屋敷豪太さんのおふたりだけでしたが、どの音も力強くて、尚かつとってもお洒落でインストゥルメンタル好きにはたまらないバンドでした。
そしてこのメンバーは、他のアーティストの演奏にも加わっていたので、はじめから終わりまで大活躍。
豪太さんのドラムは太くて力があるイメージだったのだけれど、ジャズ調の曲をやると繊細さも出て、奥が深いなあと思いました。

*押尾コータロー
お待ちかね、押尾さん登場!このところ毎年生演奏を聴くことができているのがラッキーです。
演奏はなんど聴いても、この様々な素敵な音が一本のギターから出ることが信じられず・・・。
この方はトークもおもしろいのですが、変わらずこの日も柄シャツでがんばってらっしゃいました。演奏も雰囲気も青空の似合う人です。
曲は、『Landscape』『Big Blue Ocean』(with 葉加瀬太郎)
『あの夏の白い雲』の3曲。

*藤澤ノリマサ
オペラの歌い方でポップソングを歌うのが新鮮でした。
人の声は楽器なんだなあと実感。

中盤でASKAさんが出ていらっしゃるとは想像できず、藤澤さんの途中でちょっと失礼して、カキ氷を買いに行ったわたしたち。おかげで、カキ氷を食べながらASKAさんを聴くという展開になりました。これも夏の野外ライブならではかもしれません。

*ASKA
初めて生歌聴きましたが、やはりすごい。マイクかなり離れてるのに・・・。
体全体で歌われている感じです。
『LOVE SONG』やはり名曲。
『201号』(with 葉加瀬太郎、佐藤竹善、押尾コータロー)この曲ははじめて聴きましたが、知る人ぞ知るの曲だそうです。豪華メンバーでの演奏だったので、見とれているうちに終わりました。
『はじまりはいつも雨』(with 葉加瀬太郎)「こんな天気だけど、やっぱりこれは歌わないと。」と言いながら歌われました。聴けてよかった。
ドラムが屋敷豪太さんがだったのも嬉しかったです。

*植村花菜 
『トイレの神様』を歌っている人だとは知らず・・・。声がとてもきれいでした。
押尾コータローさん共演の『トイレの神様』素敵でした。

*KREVA
KREVAさんはHIP HOPなので、ほとんど聴いてないからどんな曲かなあと思いながら聴いていました。観客をのせるのが上手だし、とてもパワフルでした。

*森山良子
とにかくパワフルでステージを動き回ってらしたことにびっくり。
最後の1曲は息子の直太郎くんと。前置きに小芝居があったのが面白かったです。
この母にして、この息子ありというかんじ。
『夜空に星がまたたいて』
『涙そうそう』(with 葉加瀬太郎)
『子犬のワルツ』
『聖者の行進』(with 森山直太朗 葉加瀬太郎)

*森山直太朗
母の次は息子の番です。相変わらず不思議な空気の漂うトークで観客を引き込みます。このノリ好きです。
『トルコの人形』初めて聴いたのですが、その詩の世界観にびっくりしました。
また聴きたい曲です。
『花鳥風月』詩も勿論ですが、メロディーもきれいです。
『グングルパーニャ』
青空に直太朗くんの高い声が響いて、いいかんじでした。

*キマグレン
お目当ての逗子のお兄ちゃんふたり組の登場で、個人的にテンションが一気に上がりました。彼らは私たちの視界に入るところでASKAさんなど普通に聴いていて、クレイさんなどはちょうど逗子の海にいるようなかんじで上半身裸でいたりしたので、ほんとに自然体でいいなあと思いました。
1曲目『LIFE』は、彼らにとってなくてはならない曲かなあと。おなじみのタオル振りが出て、会場は一気に盛り上がりました。
2曲目『ENDLESS SUMMER 』、そして、3曲目は新曲『リメンバー』不思議な懐かしさが漂う、聴かせる曲です。

*斉藤和義
セッチャンの登場でさらにテンションが・・・。この方のおしゃべりのゆるさ加減がたまらないのです。でも、いったん歌いだすととてもパワフル。
この日もゆるトークは絶好調でした。『久しぶりにサッカーをしたんで、股関節がとんでもないことになってます。』といったあとにすぐ歌っていうのは・・・。
『ずっと好きだったんだ』CMソングなので耳にすっと入ってきます。
『歩いて帰ろう』ポンキッキのテーマソングだったので、会場全体が盛り上がった感じです。
『歌うたいのバラッド』この1曲を聴けただけで、今日来て良かったと思いました。
セッチャンが歌うとほんとにかっこよく、ギターもうまいので、合間の演奏も聞き逃せませんでした。
『映画監督』この詞もとてもいいんです。

*藤井フミヤ
年取ってもフミヤさんはとにかく完璧にかっこいいです。私のテンションはさらに上がります。
『DAYS』うっとりしているうちに終わりました。
『TRUE LOVE』(with 葉加瀬太郎) 『情熱大陸ライブ』初参加の私にはわかりませんでしたが、毎年この曲を葉加瀬さんと共演しているそうで、この曲をここで歌うと夏だなあと思うと言っていました。バイオリンと合います。
『今、君に言っておこう』詞がいいのです。
『罪滅星』(with 斉藤和義)ここでセッチャンの登場。前日のリハでは、出番が終わった後、二人でべろべろになるまで飲みまくったそうです。このふたりがつながっているとは知らなかった・・・。しかし、40代のふたりがあまりにかっこいいのですごく嬉しくなりました。
次は弟君の登場。なんだかいつもの尚之君ぽくなくてへらへらしてたので、あれっと思えば・・・。すでにかなり酔っていたようです。これも夏フェスならではかも。
フミヤさん、お兄ちゃんらしく「お前やばいなー。」「ちゃんとやらせますから」と一言。でも、尚之さんもさすがプロ。かなり楽しそうでしたが、きれいな音を聴かせてくれました。『BLUE MOON STONE』(with 藤井尚之)
森山親子といい、藤井兄弟といい、家族で音楽を楽しめるってとてもいいコミュニケーションになるし、素敵だなあと思いました。

*鈴木雅之・村上てつや・酒井雄二
「俺ほど野外が似合わないアーティストはいないでしょう」なんておっしゃった、鈴木雅之さんですが、ちょうど日が暮れてきていたし、いい感じでした。
1曲目『恋人〜違う、そうじゃない~もう涙はいらないメドレー』はひとりでしっとり。2曲目は『ガラス越しに消えた夏』は葉加瀬さんと大人な感じで。
そのあと、情熱大陸ライブ限定ユニット、『ゴスペラッツ』として、ゴスペラーズの村上てつや・酒井雄二さんが加わり、さらに元ラッツアンドスターの桑野信義、佐藤善雄さんも登場。そして、役者としてはずせない葉加瀬さんも出てきて、会場が一気に盛り上がりました。皆さん、ラッツアンドスター時代の黄色いタキシードをTシャツにデザインした楽しい衣装で熱唱です。
『め組のひと』『ハリケーン』『ランナウェイ』と懐かしさ一杯の曲たち。『ハリケーン』に葉加瀬さんのバイオリンの音がどう合わさるかと思ったら、違和感なくてお洒落でとても素敵でした。隣にいたRさんと、30年たってもすらすら歌詞が出てくるってすごいねーとうなずきあい。歌謡曲全盛時代の曲の勢いを感じました。30年たってもみんなで歌えるような歌がこれからもどんどん出てくるといいのだけれど・・・。

*中孝介
奄美の歌い方が独特の中さん。爽やかな好青年の印象でした。
『花』名曲です。『君の欠片』も耳に残りました。

*葉加瀬太郎
やはりトリはこの方で。すでに19時を回り、長丁場で疲れが出てきましたが、葉加瀬さん聴かずに帰ったら大後悔なので、ひとふんばりがんばりました。
葉加瀬さん、最初から出っ放しという感じなのでお疲れかと思いきや、そんなことは全く感じさせない、パワフルかつ繊細な演奏でやはりすごい方です。
『エトピリカ』
『The Mission to Complete』
『A Letter From The Island〜英雄ポロネーズより〜』
『One Pint of Love』
『情熱大陸』この途中で、出演アーティスト&バンドメンバーの方々も登場されてエンディング。

皆さんほんとに長時間お疲れ様でしたと葉加瀬さん笑ってらっしゃいました。
『情熱大陸ライブ』は今年で9回目だそうですが、こんなに晴れた日は初めてだそう。
カンカンに晴れていた分、体力は消費しましたが、きれいな青空の下で音楽を聴く贅沢を味わえたし、夕暮れ時もとても綺麗だったので、最後までがんばっていて本当に良かったです。来年も来なくちゃ。

Dream Powerジョン・レノンスーパー・ライブ2009

  • 2009.12.08 Tuesday
  • 23:53


 

Dream Powerジョン・レノンスーパー・ライブに、今年も参加しました。
独断と偏見の感想を書きます。

今年はこのライブの常連!?吉井和哉さんと奥田民生さんのおふたりの「Dream」「One After 909」で始まりました。
かなり違った個性を持つお二人ですがとても意気が合っていて、楽しい雰囲気とパワーに引き込まれました。

BONNIE PINKさんの「I Want Hold Your Hand」が新鮮な感じでした。聴きなれたナンバーですが、この歌を女性が歌うのを聴いたのは初めてだったので。

LOVE PSYCHEDELICOはやはりオーラがあってパワフルで演奏も歌も胸に来ます。

COCCOさんの生歌、やはりすごかった。声がとてもきれいです。お話も楽しく、会場が和やかなかんじになりました。

民生さんはいつもながら言うことなしでした。(ファンの発言。)何を歌ってもゆるい民生ワールドがでてきて、それがとっても素敵で、でもギターの演奏はなぜか熱くて・・・。毎年のことながら、2曲だけでなくもっと聴きたかった。

そして、映像プロデューサーの箭内道彦さんによる3D映像で忌野清志郎さんが蘇りました。
清志郎さんの「Imagine」(日本語詞)はやはり一番です。映像だけど、本当に蘇っているような熱と迫力を感じました。歌で常に強いメッセージを発してくれていた、偉大なアーティストを失くしてしまったなあと残念に思いました。でも、ライブ中、武道館の中でどこかでそっと見ていてくれているような気がしました。平和を望む気持ちがジョンと同じ位強かった人だと思います。
さて、この清志郎さんの映像の後、会場が静まり返ったときに、泉谷しげるさんの登場!
やはりこの空気感に負けず次にいけるのは泉谷さんしかいませんでした。たたずまいはすっかり優しいおじいちゃんなのだけど(ごめんなさい)、いつもの泉谷節!?炸裂でした。少ししめっぽくなっていた会場をとても暖かい雰囲気に一瞬で変えたパワーは、さすがです。LOVE PSYCHEDELICOのお二人をバックに、「Working Class Hero」「You've Got A Hide Your Love Away」を日本語詞で歌われました。この詞がすごくよかったです。
「CHRISTMAS」というアルバムでの、クリスマスソングのカバーもとても素敵でしたが、ビートルズナンバーもとても味があって、「ひとの歌はいまひとつやる気がでない。」「はじめてだから、やってみなくちゃわからない」といいながら、観客を巻き込み自分の世界をあっという間に表現されるところはほんとに「素敵なおじいちゃん」で森繁久弥さん亡き後はこの方が必要!と切に感じました。
泉谷さんのあとは、吉井さんの登場!やはりこの方の歌声はすばらしいです。なにしろ、かっこよくて歌声もすごくていいところばっかりでした。「HELP!」は何度聴いても素敵です。
民生さんにしろ、吉井さんにしろ、自分と同年代のかっこいい男性は存在自体がとても嬉しいです。
昨年はこれに斉藤和義さんもいらしたのだけど・・・。今年は3羽ガラス!?揃わずでそれがちょっと残念でした。

松山ケンイチさんの「Imagine(日本語訳詞)」の朗読が熱くなりすぎない暖かいテンションで良かったです。

オノ・ヨーコさんのパワーは衰えず、一言で観客を魅了していたのがとても印象的でした。
いなくなって30年近く経っても、彼女の横にはまだ常にジョンがいるのだなあと感じました。
ジョンの気持ちを伝えるためにも、ヨーコさんが彼の命日に日本に来てコンサートをしてくれることに大きな意義があると思いました。
Coccoさんが、普段は日々の生活で精一杯だから、いつも世界平和や子供たちの事を考えているわけではないのに、こんなコンサートに呼ばれて歌を歌っていいのかなあみたいなことを言ってたけれども、たとえ1年に一回であっても、武道館に集った人たちが、世界平和を願うだけで少しづつ世界が変わっていくかなあと・・・。

さいごはBONNIE PINKさんが出演者の紹介をして、全員で「Happy X'mas」「All you need is love」「Give Peace a Chance」「Imagin」 を歌ってくれました。
映像プロデューサーの箭内さんもでてきてくれました。箭内さんは今、NHKのトップランナーの司会をされているのでご存知の方も多いかなあと・・・。素人から見てもすばらしい3D映像テクニックでした。

あまりまだ馴染みの無いアーティストさんもいたりして、今年は去年ほどの華やかさはなかったけれど、逆にまとまっていてとてもアットホームな雰囲気が流れていた暖かいライブでした。7時からはじまって、終わったのは10時半すぎ。でも、あっという間です。
また来年のお楽しみです。

☆関連ブログ記事(私のアンテナ)☆

●ジョンレノンライブのバンドマスター、和田春彦さんのブログ

●ふと見つけたセットリストを書いてくださっていた方のブログ

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